老後資金の貯蓄はいくら必要?老後資金を貯める方法

老後資金の貯蓄はいくら必要?老後資金を貯める方法

まだ働き盛りの若い世代の方で、しっかりと老後の生活の事まで考えている人は果てしてどれぐらいいるのでしょうか。

とりあえず年金を支払っておけばいい、そう考えている人も少なくないと思います。

しかし、世の中は少子化高齢化が進み、年金制度では国の基金が破綻し将来的に高齢者を支えることができなくなるとも予測されております。

つまり、今から自分自身の老後生活に対して、十分な蓄えをし、安心して過ごせるようにしなければなりません。
そのために老後資金を貯める方法というものが注目されています。

老後に必要な生活費は月26万円

まずは老後というのがいつからなのか定義しなければなりません。

一般的に定年退職する60歳以降を老後とする人もいれば、年金を受け取ることができる65歳以上とする人もおります。

近年は、退職時期が延び65歳まで働く人が多くなっているため、ここでは65歳を老後として定義いたします。
そして、ここでは男性を例に説明します。

日本の男性の平均寿命が80歳ということを考え、65歳を老後とすると、15年間生活することになります。
つまり、15年かける12カ月分の生活費が、老後にかかる費用となってくるのです。

では、一カ月にどれぐらいの費用がかかるものなのでしょうか。
実は老後の生活費として見込んでいる金額の平均値が、夫婦二人で月26万円というデータが出ているのです。

しかもこの数値はあくまで最低限の生活をする上での費用となります。

ゆとりある生活をする場合に必要な費用としてアンケートをとったところ、月に約35万円が必要という結果となりました。

想像していたよりずっと高い費用ではないでしょうか?
これには理由があり、年齢を重ねるごとに生活水準が上がり、そのままの状態で老後に突入し、変わらぬ生活を続けることが影響しております。

やはり一度上がった水準を下げることはできませんし、何より余暇が増えるためお金を使う機会が多くなってくるのです。

仮に月26万円だとした場合、年間で312万円、15年間で4,680万円が必要となってきます。
これに対して、実際に受け取ることができる年金はいくらなのでしょうか。

こちらは世帯で見ると、平均受給額のモデル世帯では、月22万6000円という結果となりました。
つまり、月4万円は足りないとう計算になるのです。

では、これらをどのように補っていけばよいのでしょうか。

老後資金の確保の仕方

通常の老後の資金として最も多くの人が確保しているのが年金です。

国民年金や厚生年金が一般的であり、国民年金であれば月5万円弱、厚生年金では月15万円前後が、基本的な支給額となります。

しかしさきほども述べましたが、これだけでは十分な蓄えは確保できないため、他の要素で資金を集めなければなりません。

一般的に大きいのが、企業の退職金です。
長年勤務を続けていれば勤めあげた企業から退職金が出ます。

しかし現在は、終身雇用という概念がなくなりつつあり、退職金を出さない企業も増えています。
そのため、退職金に頼るというのはあまり不確かかもしれません。

自分の力で貯蓄するとした場合、方法として投資系運用商品があります。
古くから株を購入して老後の資産にしている人がいましたが、近年はFXなどの外貨でも資産を運用していく方法も増えてきているのです。

ただ、これは株価の暴落やデイトレード市場の変化により失敗することもあるため、あまり安全な方法ではありません。

となると、やはり確実なのは自分自身で貯金していくしかありません。
しかし、自分自身で生活を切り詰めてコツコツと貯めるのはなかなか大変です。

保険を活用することで老後資金を蓄えられる

そこでおすすめなのが、保険を活用して老後資金を蓄える方法です。

これは、主に貯蓄型の保険に加入することで、普段の生活の保障としての保険費を払うのと同時に、貯蓄にもお金を回すという手段なのです。

もちろん、ただ貯蓄するわけではありません。
例えば終身型に入った場合、満期を迎えた時に返戻金があるのですが、この金額が総支払額を上回ることがあります。

つまり、普通に貯金をするよりも、それに対して利率が付く分、多く戻ってくるというものになるのです。

もちろん長い期間保険料を支払い続けなければなりませんし、途中で解約した場合は、解約返戻金が元本割れしてしまうこともあるので、注意が必要です。

では、いつ頃から貯蓄型の保険に加入すればよいのでしょうか。
これははっきりといつ頃がよいということはありません。

あくまで自分の生活を見比べてみて、余裕があれば入るにこしたことはありません。

普段の生活費を切り詰めてまで加入するものではないため、あくまで最優先すべきは現在の生活であることを把握しておきましょう。

まとめ

老後のことを考えると不安になる人もたくさんいるでしょう。

そのためにマイホームを購入したり、老人ホームに入ることを考えて貯蓄をする人も多くいます。

心配しすぎてそれが心労になってしまうのは元も子もありません。

そのためには、時間と余裕があるときに一度、老後の生活を想定してみることが重要です。

そこで、どんな生活を送りたいのか、そのために必要な費用はいくらなのか知ることで、普段のお金の使い方も変わってくるでしょう。