入院費用を抑える医療保険の選び方

入院費用を抑える医療保険の選び方

皆さんは入院したことがありますか?
病院はできることならば行きたくないものですね。

健康に過ごせるにこしたことはないものです。

しかし私達は日々過ごしていく中で、さまざまな病気になったり、ケガしたりと病院のお世話になる機会があちこちであります。
場合によっては入院する必要が出てくることもあります。

ある統計によると、一般の労働人口と言われている人の中で、これまで入院したことがない人は大体60%弱でした。
1回でも入院したことがある人が25%、それ以上が15%です。

労働人口の半分近くの人が入院を経験したことがあるということになります。
誰でもいつ入院する必要に駆られるかわからないわけであり、そこには当然費用も発生するわけです。

入院のための費用を抑える方法

上記のように、我々は50%近い確率で「入院」しなくてはならない確率を秘めており、またそこには決して少なくない費用が発生してしまします。

しかし、日本にはこの入院のための費用を抑えるための制度があるのです。

これをしっかりと理解しておくことで、入院の際の自己負担を減らすことができます。

高額療養費制度

その名の通り、「治療にかかる費用が一定の金額に達すると、それ以上の金額を負担してもらえる」という制度。
公的医療保険制度のひとつです。

この制度のおかげで、「病気の治療のために数百万円にものぼる治療を支払わなくてはならない」というようなことはなくなりました。
この「一定の金額」というのは「かかった医療費」と「月収」に応じてきまってきます。

ただし、自分が希望して個室の部屋に入院した場合や、食事代などは医療に含まれません。

健康保険

言わずもがなの制度です。

成人は医療費の3割を自己負担し、70歳以上は原則2割を自己負担するだけで医療を受けられる制度です。
これは、入院時にも利用することができます。

入院の際の治療にかかる費用や、食事にかかる金額なども同様に負担してくれます。

医療保険

上記の保険だけでなく、自分で選んだ医療保険に加入して入院にかかる費用の負担を減らす方法もあります。

現在の保険の多くは「入院日額5000円を保障」といったような日数による料金設定が一般的です。
しかし前述のように最近は「入院する期間は極力短く」という流れがあります。

そのため、入院日数による保険だけでなく、先進医療や疾病特約なども用意しておくと安心できると思います。

医療保険には「積み立て型」と「掛け捨て型」があります。

医療保険の多くは掛け捨て型になっています。

あくまで健康保険や高額療養費でカバーできない部分を補完するためのものなので、掛け捨て型で安価に抑えながら無駄なく保障を作ることが賢明かもしれません。

入院費用はいくらかかるの?

大体どれくらいの費用がそこに発生するのでしょうか。
入院にはさまざまな費用が必要になります。

食事代、ベッド代、日用品代、治療費等を含んだ一日の入院費用の平均は、16000円と言われています。

この金額は当然入院の理由によって変わってきます。

言うまでもないことですが、病気の種類によって治療費、そしてそれに伴う入院費は変わってきます。

日本人の入院の理由の上位3つである「がん」「骨折」「脳卒中」について説明します。

癌の場合

癌は日本人にとっての死亡原因1位となっている病気です。

癌に罹患する人は年々増えており、入院する理由としても当然上位にあがっています。
一口に癌といっても、癌が発生する箇所によって入院にかかる費用も変わってきます。

一番費用がかかるのが「結腸癌」であり、平均して約28万円、それに続くのが「胃癌」であり約25万円です。
一番低いのが「気管支および肺癌」が13万円と言われています。

これは健康保険を利用して、3割を負担した場合の手出しの金額です。

癌に罹患すると、部屋代や日用品代などの費用だけでなく、手術代などの費用も当然かかっていきます。

かさんでいく費用は覚悟しておかなくてはならないのです。

入院の期間はどれくらい?

入院期間で一番長いのは「胃癌」や「結腸癌」であり、大体約20日ほどかかるといわれています。

一番短いのが「気管支および肺癌」の約11.5日です。
「癌」といえば重病というイメージですが、入院期間だけ見ると以外と短いような印象を受けるかもしれません。

これは決して「意外と癌はそんなに大きな病気ではない」というわけではなく、現在の医療の体制として「入院は極力短くする」というものがあることが起因しています。

「骨折」は折れた骨をボルトでつないだり、ギプスで固定して治癒していく方法が主流であるため、入院している期間に薬物等を利用して治癒をはかりつつ様子を見ていく、というような必要はありません。

治療が終われば後は安静にしながら様子を見ていくしかないわけであり、その場所が病院でも自宅でも変わりはないからです。

複雑骨折などのような症状になると、手術が複数回必要になるため期間は長くはなってきます。

つまり「骨折」にかかる費用は、骨折がどの部位なのか、どれくらいの症状なのか、に左右されていきます。

軽い骨折であれば一日で退院できますし、重度の骨折となると数か月から年単位で入院期間も変わってきます。

入院にかかるおおよその費用

「脳卒中」は癌と同じく三大疾病に含まれており、日本人にとっての「癌」「心臓病」と肩を並べる三大死因の一つです。

「脳卒中」の場合、脳の疾患であるだけに、慎重な経過観察が必要であり、入院期間は長くなってきます。

80日以上は覚悟しなくてはなりません。

また、「脳卒中」が原因による身体の麻痺等のためリハビリも必要になり、退院後も、再発を繰り返さないための指導やリハビリを受けていく必要があるのです。

統計では入院に45万円、その後の治療や通院に年間や約90万円かかるといわれています。

まとめ

これらのように、万が一入院することになったとしても、費用を抑える方法は準備されています。

さまざまな方法の中から自分にあったものを選び、安心した生活を得ることが大切ですね。