保険料払込免除特約の必要性とは?

保険料払込免除特約の必要性とは?

保険料払込免除特約というものを知っていますか?

保険料払込免除特約とは、ある条件下でなら保険料を支払わなくてもいいというシステムです。

思わず飛びつきたくなるようなシステムですが、まずは保険料払込免除特約とはどんなものなのか、解説いたします。

保険料払込免除特約とは

特定の疾病や、大きな障害が残るようなケガをしてしまった場合、それ以降の保険料は支払わなくとも保険が継続されるという特約です。

この保険料払込免除特約は特約あつかいとなるので、基本保険料にプラスして特約費用がかかります。

保険会社や保険商品によって差はありますが、次のような状態となってしまったときに免除対象となることが多いです。

1.悪性新生物(がん)

はじめて悪性新生物(がん)にかかったと医師によって診断されたとき。
ただし上皮内がんや皮膚がん、乳がんなどの場合は社によっては該当されないことがあります。

2.急性心筋梗塞

診察をはじめて受けた日から60日以上、医者から働くことなどを制限しなくてはならないと診断された場合。
会社によっては狭心症などは該当されないことがあります。

3.脳卒中

言語障害、運動障害、麻痺など他人が見てわかる神経学的後遺症が、はじめて診察を受けてから60日以上継続し、それを医師によって認められたとき。
会社によっては、他にもくも膜下出血や脳梗塞や脳内出血で同様の症状が見られた場合も対象となることがあります。

4.病気やケガなどにより、障害が身体に残ってしまったとき

5.要介護状態が180日以上続いたとき

保険料払込免除特約は保険会社のよって内容が異なる

3大疾病である悪性新細胞(がん)、急性心筋梗塞、脳梗塞は、ほとんどの会社の保険料払込免除特約の対象に入っています。

身体障害の場合はどの保険にも、元からついていることがほとんどです。
しかし、要介護状態も対象となるかは、社によって異なるので選ぶときは注意して見るようにしましょう。

また、対象の疾病を患ったら即保険の支払いをストップしていいというものではありません。

どの症状がどれくらいの期間継続したら対象となるのかきちんとチェックするようにしましょう。

このように、保険料払込免除特約は保険会社によって微妙に内容が異なります。

たとえば心筋梗塞にかかっても、その会社の約款で定められた状態にならないかぎりは、保険料が免除とならないのです。

今入っている保険になんとなく保険料払込免除特約を追加するのではなく、他社と見比べ、どこが違うのか比べておいたほうがいいでしょう。

保険料払込免除特約はつけたほうがお得?

保険料払込免除特約の対象となっている三大疾病とは、日本人の死因理由となる病気トップ3のことです。

驚くべきことに死亡原因の55%は三大疾病であるとされていて、死因のトップである悪性新生物(がん)は国民の2人に1人が患うとまで言われています。

それほどまでに日本人がかかりやすい疾病なのです。

また、三大疾病は他の病気と比べても入院が長期化しやすいという特徴があります。

厚生労働省が行った調査によると、平均在院日数は脳内出血で126日、脳梗塞で97日、くも膜下出血で96日となっており、3~4ヵ月入院することも珍しくありません。

また、退院できても障害が残ったり、医師により仕事が制限されるような状態になる可能性のことも考えると、保険料を払わなくてもいいというシステムはとても助かります。

大きな病気や怪我になると、入院費や治療費とお金はなにかと要りようです。
しかもその間、収入がなくなることもあります。

せっかく保険会社からお金が下りても、保険料を払い続けるのは金銭的にも精神的にも負担となるでしょう。

保険料払込免除特約は、主となる保険のだいたい5%くらいが相場となっています。
となると、一般的な医療保険に入っている場合、特約にかかる費用は数百円程度です。

30年続けても合計で数万円にしかなりません。
何十年も安心を買うことを考えれば、決して高い買い物ではないと思われます。

とはいえ、家計をどうやりくりするかや価値観は人それぞれです。

まずは、あなたの場合は保険料払込免除特約をつけるなら月いくらになり、何年で合計いくら必要なのか計算してもらうのがいいでしょう。

保険会社ごとに回って歩くのは面倒なので、複数の保険会社の商品をあつかっている無料保険相談サービスなどでアドバイスを求めるのがおすすめです。

そういった場所なら一度の複数の会社の保険内容を比べることができ、素人ではなかなか理解しにくいことも、プロが丁寧に説明してくれます。

現代人は三大疾病にかかりやすい傾向にある

以前は、日本人はここまでがん、心筋梗塞、脳卒中にかかるリスクが高くはありませんでした。

現代の日本人がここまで三大疾病にかかるやすくなった大きな要因は「食生活の欧米化」のせいであると考えられています。

島国の日本は豊かな海に囲まれ魚中心の食文化を築いてきましたが、現代ではすっかりコレステロールが高い肉食が中心となってきています。

また、野菜不足も発生リスクを高める要因のようです。
死因第1位のがんの発生原因には、食生活の乱れが30%も関係してると発表されています。

また、現代は忙しく、夜遅くまで仕事や家事に追われる人も多くなりました。

睡眠不足、不規則な生活、運動不足、過度なストレスなどにより、さらに三大疾病のリスクは高まっています。

三大疾病を予防するなら、乱れを正し、ストレスを溜めずに、理想的な生活を送ることがもっとも効果的ですが、残念ながら実現することはとても難しいです。

であるならば、患ってしまったときのことを考え、しっかり保険を契約しておくのが賢いやり方ではないでしょうか。