貯蓄型保険のメリットとデメリットのすべて

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貯蓄型保険のメリットとデメリットのすべて

保険をしっかりかけながらお金を貯めることもできる貯蓄型保険。

でも、いざ調べてみるといろいろな種類があって、どれを選んでいいかわからなくなってしまったなんて経験はありませんか。

今回は、貯蓄型保険とはどのようなもので、どんなメリットやデメリットがあるかご紹介します。

貯蓄型保険のメリットとデメリットとは

貯蓄型保険とは、満期をむかえたり一定期間積み立ててから解約すると、保険会社からお金が受け取れる保険のことをいいます。

貯蓄型保険のメリット

メリットは、他の保険と同じように病気や怪我などのときに保険金が支払われるのに、同時にお金を貯められることです。

2016年現在では、銀行に預ける定期預金よりも利率が高いという魅力もあります。

とはいえ、変動型や外貨建ての場合は保険の利率が変動しますし、銀行の定期預金の利率も変動するということは忘れないようにしてください。

貯蓄型保険のデメリット

デメリットは保険料が普通の保険と比べて高いことです。

一般的な掛け捨ての終身保険に加入した場合は、月の支払いが数千円で済みますが、貯蓄型保険の場合は1万円を超えるもの珍しくありません。

その分家計に大きな負担となります。

しかし、掛け捨ての保険を契約している人は、もしものときや将来に向け、自分で貯蓄することが必要となるでしょう。

また、貯蓄型保険は払込の期間中に途中解約してしまった場合、それまで支払った保険料よりも少ない額しか戻ってこないことがほとんどです。

貯蓄型保険は5種類ある

一口に貯蓄型保険と言っても、いくつか種類があります。

なぜこんなに数が多いのかというと、人によって一度に支払える額には差があり、どのようにお金を貯めたいかも人それぞれだからです。

ここでは5つの貯蓄型保険の特徴をあげていきます。

1.低解約返戻金終身保険

最初から死亡保険金額が固定されている保険です。

解約金返戻金を少なくしていることで、保険料が割安になっているため、どの人もどんな人でもとても入りやすい貯蓄型保険となっています。

しかしその分、決められた支払い期間中に解約をしてしまうと、戻ってくるお金が少なくなってしまいます。
きちんと払った以上のお金を受け取りたいなら、最後まで払い込みを続ける必要があります。

それには、収入に合った無理のない保険料の商品を選び、払込期間をあまり長く設定しないようにするといいでしょう。

一括で払うことも可能です。

老後のお金を貯蓄したり、学資保険の代わり、葬儀費用の積み立て、などに向いています。

2.個人年金保険

保険料を積み立て、老後に年金としてお金を受け取れる保険のことです。

受け取り方によって種類があり、生きている内は一生涯年金をもらえる「終身年金」、あらかじめ決められていた期間だけ年金がもらえる「確定年金」、決められた期間だけもらえ途中でなくなると残りはもらえなくなる「有期年金」の3つに分けられます。

この保険に加入すると、個人年金保険料控除を受けることができます。

その年に稼いだ所得から個人年金に支払った分の金額が引かれることにより、所得税や住民税が安くなります。

注意していただきたいのは、すべての個人年金保険が控除の対象となるわけではないことです。

控除を狙って契約したいなら、個人年金保険料税制適格特約と書かれた商品を選ぶようにしてください。

3.外貨建保険

保険料や支払われる保険金解約返戻金などが外貨で計算される保険のことです。

ドル建て、ユーロ建て、豪ドル建てなどがあります。

外貨で運用されるため、他の保険よりも戻ってくる金額が多い可能性が高くなります。

保険料も安いです。

受け取るときに円の価値が下がっても、持っている国の外貨の価値が高ければそれだけたくさんの収益となり、すべてを円で持つよりもリスクを分散することが可能です。

しかし、逆に円の価値が上がり、持っている国の外貨の価値が下がっていると、もらえる金額は予想よりも低くなります。

ハイリスクハイリターンの保険だと言えるでしょう。

円を外貨に、外貨を円にするときには、為替手数料が取られてしまいます。
この手数料は受け取った保険金を円に戻すときだけでなく、保険料の支払いのときにも必要となります。

このように、外貨取引に興味がない人には、わかりにくい商品となっています。

保険を積み立てながら、一緒に外貨投資を行っているような保険です。

4.変額保険

支払った保険料の一部が保険会社を通したファンドにより株や債権で運用され、その利益で保険金が支払われる保険のことです。

自分のかわりに、保険会社が委託したファンドが投資を行って資産運用してくれると考えるといいでしょう。

保険料は他の貯蓄型保険と比べると安めです。

保険はインフレに弱いという弱点が有りますが、投資で運用されているため、インフレが起こればその分受け取れる保険金の額が多くなることが多いです。

もちろん、運用が失敗すれば、受け取れる額は少なくなります。

けれど、死亡保険金は保障されているため、自分で行う株や投資信託と違い大きく損をする心配はありません。

投資信託に似ていますが、投資会社の商品と比べると、変額保険のほうが手数料が高いです。

5.一時払終身保険

貯蓄型保険はコツコツ積み立てるものというイメージがありますが、この保険は一括でお金を払い込んでしまいます。

低金利である今の日本では、銀行にお金を預けていてもほとんど増えません。

一時払終身保険はリスクがほとんどなく、いまの銀行よりも受け取る金額を増やすことができます。

お金が余っていて、今後何年も動かす予定がない人に向いています。

また、生命保険は非課税枠があるので、相続税対策で使用する人も増えてきています。

まとめ

このように、貯蓄型保険は数多くあり、それぞれにメリットもデメリットも存在します。

まずは、自分はどのような目的で、どのようにお金を貯めたいのか考えてみてください。

また、マイナス金利を導入以降、貯蓄型保険の運営が難しくなり次々と販売停止や値上げが始まっています。

値上げする前に早めに検討するなら、FPや保険のプロに相談して自分に合う貯蓄型保険について教えてもらうといいでしょう。

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